The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics

-音声言語医学 投稿規定-

令和4年4月20日改訂
平成25年10月17日改訂

音声言語医学 投稿規定【PDF】

附1 音声言語医学誓約書【PDF】
附1 音声言語医学誓約書【Word】

附2 音声言語医学 利益相反自己申告書【PDF】
附2 音声言語医学 利益相反自己申告書【Word】

はじめに

人体を対象とする研究では「ヘルシンキ宣言1)(世界医師会1964年6月発行,2013年10月修正)」や「遺伝子治療等臨床研究に関する指針 2)(厚生労働省平成31年2月発行,令和4年3月改正)」で示されたように科学的および倫理的規範を遵守したものでなければなりません.動物を用いた研究では「動物の愛護及び管理に関する法律 3)(昭和48年10月法律第105号,令和4年6月法律第68号改正)」や「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準4)(平成18年4月環境省告示,平成25年改正)」などに配慮する必要があります.本誌に掲載する研究では,これらの宣言,法律,告示などの基準に準じることが求められます.

1.投稿者の資格

著者ならびに共著者は日本音声言語医学会正会員・学生会員に限ります.ただし,編集委員会において承認された場合はこの限りではありません.

2.著作権

附1の形式で著作権に関する誓約書を作成してください.掲載後の図表を含む原稿の著作権は日本音声言語医学会に帰属します.

3.利益相反および公的研究費

1)附2の形式で利益相反申告書を作成してください.
2)原稿本文の最後に利益相反関係について記載してください.

記載例
利益相反自己申告:申告すべきものなし.
利益相反自己申告:本研究は○○から資金提供を受けた.
                          :本研究は○○から実験装置の貸与を受けた.
                          :著者○○は○○株式会社から資金援助を受けた.
                          :著者○○は○○株式会社の顧問である.
3)本研究を遂行するにあたり公的研究費を使用した場合は原稿本文の最後にその旨を記載してください.

記載例
本研究は,日本学術振興会科学研究費,平成○年-平成○年基盤研究(B),課題番号○○,研究課題名○○,代表者○○,の資金を用いて遂行した.

4.原稿種別

1)原稿は未発表のものに限ります.
2)原稿は和文あるいは英文とし,種別は原著,総説,症例,短報とします.
英文原稿の場合は編集委員会が定める校閲を経るものとし,校閲料を申し受けます.
3)原稿枚数は図表を含めて,原著,総説,症例は刷り上がり6頁以内,短報は刷り上がり3頁以内です.
刷り上がり1頁は和文の場合は約2,000字,英文の場合は約650語に相当します.図表は約400字に相当します.
やむを得ず規定枚数を超過する場合は,超過分費用として1頁あたり10,000円を申し受けます.
4)急載を希望される場合は,原稿の第1頁にその旨を朱書してください.その場合には印刷費全額を負担していただきます.

5.原稿作成要項

1)原稿はワード文書形式あるいはテキストファイルを用いてください.
図(写真)はPowerPointあるいはJPEG形式を用いてください.プリントした写真を提出する場合はキャビネ板サイズにしてください.
表はワード文書形式あるいはエクセルファイルを用いてください.
2)記述は新かなづかいで常用漢字を用い,物理単位はCGS単位を用いてください.
3)日本語で表現することのできる用語はできるだけ日本語を用いてください.
4)外国人名,疾患名,薬品名,地名などは原語あるいは英語を用いてください.
5)略語は初出時に「フルスペル(略語)」と記載してください.
6)原著の場合は,研究背景や研究目的,仮説あるいは予想される結果,研究方法,結果,考察,結語などを簡潔にわかりやすく記載してください.
7)総説の場合は,関連する文献を引用・評価し,EBMに基づいて記載してください.
8)症例の場合は,症例を提示する目的や効果,症例提示,考察,結語などを簡潔にわかりやすく記載してください.
9)短報の場合は原著に準じますが,さらに簡潔にまとめてください.
10)論文要旨は和文の場合は400字以内,英文の場合は250語以内でまとめてください.
11)文献は引用順に番号を付け,本文引用部位に番号を上付き片括弧でくくって示してください.文献の書き方は後述の記載例に従ってください.
12)図は引用順に番号を付け,図の欄外に図番号を明記してください.
組織写真他の上下左右が明らかでないものは欄外に上下左右がわかるように明記してください.
図(写真)のカラー掲載を希望する場合には図の欄外にその旨を明記してください.カラー印刷代は著者負担とします.尚,本誌が登録しているJ-STAGEデータベースには無料でカラー掲載が可能です.
13)表は引用順に番号を付けてください.
14)図表の説明文は図表とは別の頁に番号順に記載してください.
15)文献記載例

雑誌の場合
著者名(3名まで明記し,それ以上は「他」または「et al」を用いて省略する):題名,雑誌名(略名,欧文誌ではIndex Medicus に準ずる), 巻:通巻頁,西暦年次.
(和文例)石毛美代子,村野恵美,熊田政信,他:外転型痙攣性発声障害に対する音声治療.音声言語医学,44:172-177,2003.
(欧文例) Tamura E, Kitahara S, Kohno N, et al: Use of freeze-dried autologous fascia to augment the vocal fold: An experimental study in dogs. Acta Otolaryngol, 122: 537-540, 2002.

著書の場合
著者名(3名まで明記し,それ以上は「他」または「et al」を用いて省略する):題名.書籍名(編集者名),発行社名,発行地,頁,西暦年次.
(和文例)新美成二:治療―保存的療法―.喉頭麻痺―基礎と臨床―(廣瀬 肇,他編),文光堂,東京,156-159頁,1992.
(欧文例) Makiyama K, Kametani R, Shimazaki N, et al: Neoglottis in case of elephant type voice reconstruction. Bronchology and Bronchoesophagology: State of Art (edited by Yoshimura H and Kida A), Elsevier Science BV, Holland, pp 700-702, 2001.
16)原稿の最後に利益相反に関して記載してください.公的研究費を使用した場合はその旨を記載してください.

6.送付原稿

以下の1)タイトルページから6)図表説明頁に通しで原稿右上に頁番号を付けてください.
1)第1頁,タイトルページ
論文種別(原著,総説,症例,あるいは短報),論文題名,著者および全共著者の姓名,所属,連絡先所在地・電話番号,メールアドレスを明記してください.著者名にはふりがなを付けてください.
別刷の必要部数を明記してください.尚,30部までは無料とします.
国内から英文原稿を投稿する場合には,著者および全共著者の姓名,所属,連絡先所在地などの和文表記を記載してください.
2)第2頁,論文要旨
和文原稿では400字以内,英文原稿では250語以内の論文要旨の後に3語から5語のkey wordsを和文と英文で記載してください.
尚,英語の論文にも和文要旨を付けてください.
3)第3頁,英文タイトル・抄録
論文題名,著者名,共著者名,所属名,所属所在地の英文表記を記載してください.
論文要旨を英訳したものを記載してください.尚,英文抄録は編集委員会が定める校閲を経るものとし,校閲料を申し受けます.英文原稿を投稿の場合はこの頁は必要ありません.
4)第4頁以降,原稿本文
1文字12ポイントのサイズ,1頁は36行以下で作成してください.
5)文献頁
文献を掲載順に番号を振って記載してください.
6)図表説明頁
図表の説明を番号順に記載してください.
7)表
表を番号順に改頁して添付してください.
8)図
図を番号順に改頁して添付してください.
9)誓約書
著者および共著者の署名入り誓約書を添付してください.
10)利益相反申告書
著者および共著者の利益相反申告書を添付してください.

7.掲載料金・別刷

1)原著,総説,症例は刷り上がり6頁以内,短報は刷り上がり3頁以内であれば掲載料金は無料です.この枚数を超えた場合は1頁あたり10,000円の超過料金が必要です.
2)別刷を希望される場合は実費をいただきます.

8.原稿採否

全ての原稿は編集委員会により査読を行います.原稿の採否は編集委員会において決定します.

9.送付方法・送付先

電子投稿あるいは郵送のどちらかにより原稿を送付してください.
1)電子投稿の場合
「6.送付原稿」の欄の1)から6)を1つのファイルで,7)を1つのファイルで,8)をPowerPointの場合は1つのファイルに,JPEGの場合は図ごとに1つのファイルにして,日本音声言語医学会編集委員会宛てのe-mailに添付送付してください.9)10)の誓約書・利益相反申告書は別途郵送してください.
2)郵送の場合
「6.送付原稿」の欄の1)から10)のオリジナル1部とコピー1部を編集委員会宛に郵送してください.1)から8)についてはUSB flash drive(USBメモリ),CD-Rあるいは他の記憶媒体に記録し同封してください.お送りいただいた記憶媒体は後日返却します.
3)送付先
〒112-0004東京都文京区後楽2丁目3番10号
白王ビル5階
日本音声言語医学会編集委員会
電話03-5684-5958
FAX 03-5684-5954

参考
1)ヘルシンキ宣言:
https://www.med.or.jp/doctor/international/wma/helsinki.html#ja
2)遺伝子治療等臨床研究に関する指針:
https://www.mhlw.go.jp/content/001008068.pdf
3)動物の愛護及び管理に関する法律:
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=348AC1000000105
4)実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準:
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2911/0-full.pdf